万年筆な日々

万年筆にハマったファッションデザイナーの記録。

FPLL(FOUNTAIN PEN LOVE LETTER)
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カテゴリ: 部屋と万年筆と私

iPhoneが登場してから長い間スケジュール管理もiPhoneまかせになって、
気が付けば長い間手帳を使わなくなっていた。
厳密に言うと毎年手帳を買うには買うのだが、年々記入が減っていた。 

しかし、昨年万年筆に嵌ったのが切っ掛けで手帳が完全復活!

色々と書き始めてその便利さと楽しさに改め実感。

どこの手帳が良いか?
使用するペンは何が一番良いか?
使うインクの色&メーカーは?
字幅は何が良いか?

先ず、手帳探しから始まった。
時期は3月だったので既に店頭には1月始まりの手帳は殆ど姿を消していた。
そこで始めて知ったのは4月始まりの手帳の存在であった!今まで全く知らなかった。

1月始まりは年が変わる前に慌ただしく新しい手帳に切り替え、そして使わなくなる事の多い
12月、1月のページに一抹の寂しさを覚えていた。これが4月始まりになると一気に解消される。

と言う事で、4月始まりの手帳からチョイスする事にした。

色々悩んだ末に選んだのは手帳の雄である能率手帳の「ライツ3」
自分にとって必要な月間スケジュールと無地のメモが付いていて、紙の色がクリーム色。
そして、表紙は至ってシンプル。サイズもころよい大きさで、ポケットに入れて持ち歩くに便利。
(本当は表紙は元祖能率手帳の方が表紙は良いのだが、中身が自分の使い勝手には・・・)
なかなかいける!!

ペンはインクはラミーのsafariのEFにラミーのBB(ブルーブラック)で使用開始。
書き味、ペンの重さ、インクの色どれをとってもバッチリだった。

しかし、やけにインクがにじみやすい。少しでも水気に触るとにじむのである。
ラミーのBBは耐光性&耐水性に富む古典インクという情報を元に手帳に使う事を決めた。
おかしいなぁと思い再度調べると後々そのラミーのBBが古典インクでなくなったの情報を入手。

マジか〜!!やっぱり!

それと同様のタイミングで外で使用する際、片手でふたを開け閉め出来ない万年筆の弱点を感じていた。
(以前はシャープペンシルが手帳用だったので・・・)

そこで、何か策は無いかと色々思案して辿り着いた答えが、PILOTのキャップレス。
以前から興味があったのだが、いかんせん万年筆らしからぬ筐体に何となく抵抗感が・・・
しかし、食わず嫌いではと思いお店で手に取り試筆させてもらうことにした。

すると、予想以上に書き易く、使い易い!!
と言う事で色々悩んで決めたのが「Capless decimo」のEFである。
キャップレスシリーズの中で最軽量で、軸も細めで取り回しが良いので機動性に富む。
そして、日本製のEFは細い!

これに色々インクを試してペリカンのBBを入れて快適に!!
(ゴムバンドはお手製。NYで買ったブルックスブラザーズのアクセサリーボックスの物を改良!)
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しかし、今年能率手帳はNOLTYにブランド変更した。
(能率手帳の方が頭良さそうだけどなぁ〜)

現在使用しているライツ3も色々変更になった。
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表紙のデザインが変わり、紙が変わり、六曜が週間から無くなり、アドレス分冊が無くなった。

紙は以前より厚みが少し増した様に感じられ、色々実験すると筆記特性は上がった。
裏抜けが殆ど皆無になった。しかし、紙の色は前の色の方が趣がある様な気がする。

そして何と言っても、色々と万年筆情報をリストしているアドレス分冊が無くなったのは痛い!!
今年はNOLTYサイトから申し込めばアドレス分冊を一人1冊限定で送ってくれる。
と言う事で予備は何とかストック出来た。無くなると困るな〜!!

と言う事で色々あるがもうすぐ、新しい手帳に切り替え。
よし心機一転!今年も頑張っておくれ!ノルティ〜〜〜!

さらば能率手帳ライツ3/2013!
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昨夜、夢に友達が出て来た。

昔よく遊んだ友達でファッションの専門学校時代の悪友の一人。
年は自分より上なんだが、後輩で甘えん坊の困った奴。

何だか懐かしくなって折角だから万年筆で葉書を書こうと思った。
しかし、残念ながら住所が分からない。
しょうがないので取り急ぎ電話番号でのショートメールを送った。

気が付けば 電話番号やメールアドレスのみの登録になっている人が多い。
今までやたらと電話やメール、各種SNSでしか連絡取り合って来ていなかった証拠。

歳とって来たからなのか、たまに夢に懐かしい人が 登場する。
一瞬ドキッとするが、どうしてるだろうと思う。

そんな時に電話は唐突で掛けにくいし、メールは何だか事務的で味気ない様に感じる。
そう言う時こそ直筆の手紙や葉書が丁度良い。それこそ万年筆の出番である!!

しかし、肝心要の住所が・・・

人生の後半戦に突入している自分、しっかり住所管理するべきだな〜
何あるか分かんないもんな〜
 

昨日、新参者が到着。
実は先週、雪の降る前にあるお店のネットで発見。未使用品だ〜!!!

w(゚o゚)w オオー!

そいつはこれ! 
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何だかわかるでしょうか?
そう!
エボナイト軸に漆塗りで18Kの大型15号ペン先。パイロットのフラッグシップである・・・

CUSTOM 845

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それもペン先はBBの極太!
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いやぁ〜キレイですな〜真っ黒の漆ボディは吸い込まれそう!!
何本かPILOTは持っていますが初のバイカラーペン先!
何とも威風堂々としております!その佇まいは何て言うか・・・そう!

千葉真一の『影の軍団』!!

なんだそりゃ!?って思う人も多いと思いますがそんな感じ・・・にしては金色が眩しい!
(昨日、陰陽師Ⅱとか見たからかな〜)
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手にすると何ともしっとりとしていて、手に吸い付く感じがたまらない!
漆塗りは使えば使う程手になじみ独特の光沢が出るらしい。
まだ、試し書きもしていません。噂では柔らかいペン先で極太ニブの書き心地は最高だそう!

はぁ〜何色のインク入れよう??

いつもの事ですが新参者にインクが決まる迄下手すると1ヶ月かかる事もあります。
それぐらいペンとインクの関係が自分の中ではとても重要で・・・
こりゃ、ほとんど病気かも知れません。

我家にある大型ペンと並べると若干スリムな日本代表!
上からモンブラン149 70's、CUSTOM845、ペリカンM1000。
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う〜んやっぱり大型の仏壇系はいいなぁ〜!!うっとりしちまう。

とは言え、現在我家にはミクロマンからジャンボマシンダーまで様々ですが( ̄ー ̄)ムフフ


 

MONTBLANCで今も展開されているBOHEME(ボエム)というコレクションがある。
モンブランの最新カタログによるとボエムとは下記の様に説明されている。

慣習にとらわれず、自由で洗練されたライフスタイルを楽しむ「ブルジョア・ボヘミアン」
のためにデザインされた筆記具コレクション


となっている。2000年のミレニアム企画として登場していて万年筆以外にもローラーボールや ボールペン、ペンシルのラインナップで2014年現在6バリエーションの展開になっている。

このボエム万年筆の特徴は、
①尻軸を回すとリップの様に首軸からペン先がニョキニョキと出て来る。格納式。
②クリップに大振りなカラーストーンや半貴石が ついている。
③大きさがペリカンのM300より小さいのにずんぐりしている。
う〜ん!何だかボヘミアンな感じだ!!

実はこのフォルム、そしてペン先が格納される機構が昔から サンダーバード2号を代表する
格納系ずんぐりメカ(他にはテッカマンがテックセットする際に収納されるペガス等)
が大好きな自分の物欲を刺激していたのだが・・・どうしても②がアウト!!
宝石付きのサンダーバード2号は許せないのだ。

まぁ、モンブランだけでなく 他のメーカーもやたら限定になると、その手の宝石もどき及び本物の宝石が付くモデルが多い。これがどうしても現在の自分の好みにあてはまらない。
と言う事で、しょうが無く所有を諦めていた 。

ところがある日、何気にオークションをチェックしていると、

あれ!? なんだこれ??石が無い!!
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写真を何度チェックするもクリップの石が無い!!石が落ちたのか?
黒ボディに金のクリップ。綺麗な仏壇系ボエムである。
説明を見るとユーズドであるが殆ど使用していない当時のタグ付き美品。
どうやら発売当初にあったモデルらしい。 知らなかった!
予算内で何とか落札。

数日後、手元に届いたペンは説明通り使用感も無くほぼ新品である。
早速尻軸を回すとニョキニョキとペン先が出て来る。気持ちいい〜!!
そして少し逆方向に回し尻軸を倒すとパカッ!と開いて、そこからカートリッジインクを差し込む様になっている。カッコ良い〜!!
しかし、その段階になって、

あれ?これどうやってペン先洗うの?

と疑問が。慌ててネットでチェックするとボエム専用のクリーニングカートリッジがあるのだが、何と既に販売終了していてどこにも売っていないとの事!!

マジ!!

入手後、萬年筆研究会WAGNERで師匠の調整を受けた際に聞いてはみたものの、やはりクリーニングカートリッジしか手が無いと。あ〜諦めるしかないなぁ〜と思っていた。

ところが、今年に入ってたまたま立ち寄った日本橋丸善の万年筆売り場で駄目もとで聞いてみた所、
売り場には当然無く今日で3人目の質問だと・・・
すると一人の販売員が「一度モンブランブティックに聞いてみましょうか?」と。
せっかくだからお願いする事に。目の前でその人が電話してみると少々驚いた顔で一言!

「あるそうです。」

販売員にお礼を言って日本橋から足早に銀座のモンブランブティックに。
2階の筆記具売り場の女性店員に尋ねると笑顔で「はい、ございます。」
カウンターの奥から細長い箱を取り出し「これになります。」
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そして中身を見せてくれた。(ながっ!)
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間違いない!(しっかりモンブランのロゴ入り。しかし、残念ながらホワイトスターは無し!)

以前販売してたクリーニングカートリッジは専用の洗浄液が入ってたらしいが、今回のは洗浄液が入っていない空のクリーニングカートリッジだ!お代を払おうとすると、

「どうぞお持ち帰り下さい。」

「えっ!」

なんと無料だ!ネットの情報だと以前のは3000円近くしていたらしい。これには驚いた!
きっちりとモンブランのマークの入った黒い袋に入れてくれてタダ!!
おぉ〜モンブランいいじゃないか!

そしてついに今日!入手後初のクリーニング。
(もしかしたら現行モデルの中の素材が変わったから洗浄液が無くなったのか??と一抹の不安も。)

でも、やはりキレイになると言うのは良い事だ!紙コップの中はあっという間にブルーに!
クリーニング後、気持ちインクフローも良くなった気がする。

149と並べると。やっぱりサイズの割にはデブ。でも何だか愛くるしい。
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立派なホワイトスターはしっかり主張。ペン先は14C。
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今や何かと出番の多い仏壇ボエムである。黒軸以外も欲しい!!赤とか緑とか!!
ブルジョアじゃなくてもいいモン!!
 

久し振りにブログを始めると色々勝手を忘れている。
ブログのデザインも徐々に進化出来ればと・・・
今日は先ず万年筆に嵌った切っ掛けをご紹介。

昨年の今頃、何気にネットのショッピングサイトを見ていた時にふと目に留まった金色の万年筆。
説明を読むとフランスの高級ブランドの一つS.T.Dupontの物。
状態は新品デッドストックで現在販売されていない物だった。

それ以前に1本だけLAMYの黒クリップ時代のイエローサファリを所有していたが、
何か特別に万年筆を意識することは無く、何となく使っていた。もちろん黒カートリッジで。

その金色の1本はそれまで自分が筆記具に使ったことの無い金額が表示されていた。
(それでも、かなり安くなっていたみたいだった。恐らく半額?)

金色の筆記具。

それは何となく昔の映画スターが優雅に使ってたイメージ。
その1年前から金張りのアンティーク時計を使い出していて、意外に自分のスタイルに馴染んで
違和感が無かった事も手伝ってかその金色の1本が物凄く欲しくなった。

そして、遂にポチッとボタンを押した。
(実際の店舗だったら手にしてもいなかったかもな〜)

2〜3日して厳重に梱包された箱が届いた。

大事に箱を開くと何とも大きく、存在感のある光輝く金色の1本が!!

おぉ〜〜〜

持ってみるとズッシリ重い。
恐る恐るキャップを外すとLAMYとは全く違うバイカラーの18Kの美しい金ペン先が登場。

ハァ〜〜〜

思わず溜息が出た。何とも美しく、何とも言えない気分!!これが万年筆か!!
箱の中にはbleu royalと書かれたのインクカートリッジが。

bleu royal??

ファッションの仕事を長くしているが、フランス語で表記されたbleu royalなる色が
どういう色かすぐにピンと来なかった。ましてや最初についているインクの色がbleu royal?
bleu royal(ブリューロワイヤル)英語で言うRoyal Blue(ロイヤルブルー)。
何故青いインクが?どんな色?

早速、カートリッジをセットしてもすぐにインクは出ず、
試行錯誤してようやくインクが出た。
紙にそっとペン先をあてがい自分の名前を書いてみた・・・

うわっ!なんだこりゃ!!!

生まれて初めてズッシリと重い金色の万年筆で、生まれて初めてbleu royalの文字を綴った。
ヌルヌルとほとばしる何とも言えない深いブルーのインク。

衝撃だった。雷が脳天から抜け、酒に酔った様な高揚感!!

そして、万年筆な日々が始まった。

記念すべき金色の1本。
S.T.Dupont Stylo Plume Ellpsis(名前が判明したのは随分後。)
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