万年筆な日々

万年筆にハマったファッションデザイナーの記録。

FPLL(FOUNTAIN PEN LOVE LETTER)
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カテゴリ: インク

昨日は朝から夜までプチ出張!
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横浜、黄昏〜〜〜裏定例会以来である。しかし、この日は中華無く、握り飯のみ!トホホ

なので、 万年筆断ち状態で専ら仕事尽くめの一日。
ようやく先程一段落ついたので、先日のペントレでGETして開封するのを楽しみにしていた
ワーグナー2014オリジナルインキ(インクではなくインキ)を紹介。うひ!!
筆記印刷で用いるものはオランダ語由来のインキinkt)と呼ぶ場合が多い。wikiより)
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まだ、お会いしていないのだがこのインキは九州の方におられるがりぃさんって方が
(まちがえないでよ「ガリタさん」じゃないよ!「がりぃ」さんですよ〜!笑)
作ってくれてるそうで、その方はオリジナル古典インクを色々と作られている様子。凄!!
(その方のブログ「趣味と物欲」はこちら→http://d.hatena.ne.jp/pgary/
恐らく、ワーグナー新会員の方及び一般の方は私同様知らない可能性があるので色々書きます。

古典インクと言う呼び名が通称である事は以前にも書きましたが、がりいさんの調べによると
どうやら2Chが出元らしいです。

ちなみに私のブログで古典インクの説明に酸化鉄を含むと書きましたが、どうやら
それは正しい表現?情報?ではないようで、正しくは
『タンニン酸あるいは没食子酸および鉄イオンを含む万年筆用インク』が正解だそうです。

なにせ、インクは化学薬品の一部でありますからお勉強が足りないと・・・あちゃー!!
この辺の奥深さがまた万年筆の魅力で、上記のような難しい事がサラリと言えるだけで
私何ぞは「ひぃ〜〜〜!!」とひれ伏してしまうの間違いなしです。

まぁ、私自身及びこのブログは万年筆絡みのお笑い担当なので皆様どうぞお許し下さい。
(これも勝手に宣言しておりますので読者の皆様ご容赦下さい。)

がりぃさんのブログを拝見させて頂くと2010年に青黒、2012年に青黒&赤黒、
そして昨年は青黒&黄黒と過去何度かペントレで登場しているみたいです。

なので、このインクの新鮮味を一番味わえるのは私のような新参者であります!

と言う事で今回のインクも没食子酸を含む古典インクである。

先ずは色を確認と思い、いつもの名刺をガラスペンで書いてみる事にした。
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先ずは黄黒から。瓶を上から覗くとまるでカレーソースのような色!うまそ〜
書き始めは明るいサフランがかった明るいイエロー。
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しかし、時間が経つにつれ色が変化し落ち着いたセピアがかった黄土色に!ほぉ〜!
最初はエルバンの「ビルマの琥珀」に似ている気がしたが乾くと全然違う!
なんとも味わい深い色で、何となくだがレオナルド・ダ・ヴィンチ気分である。

続いて赤黒をチェック!
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書き初めの色はまるでフランボワーズかラズベリーのこちらも何とも美味しそうな色!
このままバニラアイスかヨーグルトにぶっかけたくなる!!(だめだよ〜食べちゃあ!!)
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これも時間が経つと落ち着いた色に変化。日本の山葡萄な感じで随分と「和」な感じに。
モンブランのバーガンディとラベンダーを足して割ったような色!
う〜ん!これは大人のラブレターには良いな〜!!着物美人に手紙をしたためるならこれだ!!
(しかし、全くそれを感じさせない名刺で申し訳ない!笑)

どちらもガラスペンで書いた状況では黒はあまり強く感じなかった。
(もしかしたらペンに吸入して書くと又違った感じになるか、もしくはもっと時間が経つと?)

一応これで色を確認出来たので、このインクを入れる候補のペンを選出してみた。
古典インクと言う事で金ペン先のペンからチョイス!

どちらも入手してまだ一度もインクを入れていない生娘である!
(まぁどちらもUSEDなので、エセ生娘である。)
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黄黒はデルタの#366。少し茶色がかった羊皮紙とかに書いたら気分上がりそう!
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赤黒にはシェーファーのトライアンフがお似合いか?トライアンフに和!フュージョンだ!
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今暫く色々妄想を楽しんでからゆっくり吸入してみようっと!!
皆さんもお試しあれ〜
 
そうそう、インクって重いんだよな〜普通の引き出しだと底板が湾曲する〜
底板がぶ厚い引き出し作ろうかな〜みんなどうしてんのかな〜??

昨日のブログで取りあげたセーラーのジェントルインク〜四季彩〜
色々調べてみると過去に人気のあったインクの再販との事。
何か嬉しいような、残念なような・・・

まぁ、自分は初めてで気に入ってるから全然良いんだけど、
既に使った事があって、新色を楽しみにしてた人は微妙か??

今日もその〜四季彩〜「土用」でノートを書いていた時にふと思った。
もしや?この色のイメージは土用の丑に食べる鰻の蒲焼きの色なんだろうか??

ヌルヌルとした黒い鰻が炭火でじっくり焼かれて、受け継がれた秘伝のたれを帯びて
徐々に旨そうな照りのある焦げ茶色の蒲焼きに変化する。って感じか?

う〜ん・・・蒲焼きは好きだけど、何かテンション上がらない!腹は減るけど!!
(あ〜猛烈に鰻重食いた〜い!!)

そこで、自分だったらこの色に何て名前付けるだろうか??って考え始めた。
な〜んか見た事あるようなこの色。頭ん中の記憶をグルグル探して見つけた!
そいつは・・・
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カワウソ!
写真はネットからちょこっと拝借)

水中を泳いでいる時はインクの様に黒々としていて、陸に上がり乾くと徐々に茶色に!!
まさにこのインクのイメージにピッタリ!!

日本では固有の日本カワウソは絶滅していて、すでに伝説化している!
昔から人を化かすと言う伝承もあり、大好きな水木しげる先生の漫画にも度々登場するので
ポピュラー度はかなりある!
そんな、伝説の生き物イメージだと何だか気分が上がるのは自分だけだろうか?
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水木先生の絵を真似て描いてみた。何か妙にしっくり来る気が・・・

ジェントルインク〜伝説(レジェンド)〜
「川獺/カワウソ」


皆様、いかがでしょうか?

(メーカの方々スイマセン!これも道楽の一つとしてお許しを!買いますよ土用!)







 

このブログのアドレスはbbink.blog.jp。

アドレスにもある通りbbinkはブルーブラックインクの事。
今更ですが、ブルーブラックには染料系のインク(中性、アルカリ性)と、
一部で「古典bb」と呼ばれる 酸化鉄を含んだ酸性のインクがあります。

ペンには中性やアルカリ性の染料系インクが安全と一般的には言われている。
と言うのも、古典bbは長く放ったらかしにしていると滓がたまりやすく、
酸性なのでペン先を痛めやすいからと敬遠する人も多いらしい。

自分も正直ビビって気に入ったペンに古典bbを入れるのを躊躇していた。

しかし、古典bbは他のインクではなかなか味わえない魅力がある。それは!
①乾くと耐水性、耐光性に優れていて長期間の保存にも有効。
②書いた直後と暫く時間が経った時の色が変化し時の流れを楽しめる。
③インクフローは渋めだが濃淡もしっかり出て、裏抜けも少ない。
などなど・・・万年筆のインクならではの魅力である!

そして、今や大好きなこのインクを常用する切っ掛けは、
大阪に出張の際に146のペン先調整を依頼した「小野萬年筆」の小野さんの一言。

「いや〜そんなに心配しなくて良いですよ!私なんかず〜っとブルーブラックですよ。」

話を詳しく聞くと、結局は長い間使わず放ったらかしにしたりすると駄目と言う事で、
常に使っていれば半年に一度位の水洗浄で問題無いと・・・!
(「常に」の解釈が微妙だが、自分は多くが1週間に2〜3度の利用頻度で現在全く問題無し。)

そりゃそうだろうな〜万年筆のメインカラーとして昔からあるんだからな〜
そのインクに対応出来る様にペン先も改良したろうし、洗浄し易い機構も出来たはず。
ペンメーカーも少なくともそのインクを売る限りは対応出来る様にしているだろう。

そう思った途端に多くのペンに古典bbを入れた。特に常用するお気に入りのペンに!

この古典bbは最近どんどん姿を消している。
どうやら、アメリカに輸出が禁止されているのが理由(環境保全?)らしく、
ラミーもモンブランも古典bbではなくなった。残すはペリカン、プラチナ含め僅かである。

現在のお気に入りは
モンブランの旧ミッドナイトブルー(古典で無くなるとの情報の時に3本買い溜め)と
ペリカンの#4001の2つ。どちらも甲乙つけがたい魅力あるインクである。
ペリカンは最近パッケージが変わったので一瞬!

「ペリカンお前もか!!」  

と一瞬肝を冷やしたが、どうやら今回はパッケージの変更だけらしい。ホッ・・・
(ゲルマン魂を見せ続けて欲しい!!本社は今やスイスだが・・・)

どのペンも大事であるが、でも道具であるのも間違いない。 
いろいろ傷も付くし、故障もするかもしれないが、やはり眺めるだけでは勿体ない。

どれだけ装飾が凄かろうが、どれだけ材料が凝って作っていようが、どれだけ高かろうが、
全てのペンが書く為に誇り高き職人がペン先を取り付けている以上は書かなきゃ!!と思う。

これから自分の人生と共に歩むペン達。(と言う事はペンも一緒に老いると言う事!)

一生一度!目一杯楽しまなきゃ!

味わい深きブルーブラック !これが無くなる世界は果たして・・・
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 ちなみに、英国の生地の染色には鉄分を多く含むテムズ川の水でなければと!
拘るメーカーもある。最近大人気のスーツ生地の定番色もミッドナイトネイビー!! 
何か似てるな〜!! 

万年筆にハマった理由の一つである色々なインク。

使うペン、字幅、インクフロー、紙質、紙色、光等によって同じインクが違う色に見える。
更には書き終わって暫く時間が経つとまた違う色に感じる。
そう、究極には気分によって感じ方が違う。

気付けば様々なインクがそこかしこに!使い切れるかどうかも分からない。
それでも、その時の気分を気分なインクで綴りたい!
最近は黒と青な気分だが、それもまたきっと変わる。

今年も限定や新発売のインクがそれこそドバドバ出て来る。
万年筆同様で果て無きインクの世界。

万年筆とインクこんなコンビネーションなかなか無いよね〜恐ろしくも楽しい世界。
(この状態は一部で「インク沼にはまる」と。ちなみに自分は既にドボドボ!)

セーラーのジェントルインクが刷新されるらしい。
スカイハイ、エピナール、グレナーデ、ウルトラマリン、ピッシェ、アプリコットは在庫限りらしい。

あ〜〜〜どうしようかな〜〜〜
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まだいるのか・・・いるいる!(^O^)!



 

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