最近、whitestar_ftlさんが立ち上げ徐々に盛り上がり始めている

Kugel nib Owner's Club

(通称:K.O.Club 白星だけにK.O宣言か!?笑 勝手に通称作っちゃいました〜!!笑)
IMG_3072
オイラの242のマイクロクーゲル!!笑 クーゲル小さ〜い!!笑

その発起人であるwhitestar_ftlさんも詳しい事が分かりかねるKugel(クーゲル)の謎!
銀座の館の店主もモンブランの本国ドイツ本社で聞いても回答が無かったとか?

何故生まれたのか?
何の為に?
何故無くなったのか?


これは、正にオイラの大好きなロマンじゃないですか!?
昨夜もインディジョーンズでも登場していたマヤ時代の遺跡から発掘されたと言われていたクリスタルスカルが実は1850年代にドイツで作られていたというドキュメンタリーに釘付け!!

こうなれば、
萬年筆界のお笑い担当&目指せ萬年筆インディ・ジョーンズと言う事で、色々調べて自分なりの仮説を立ててみました。

先ず、自分が持っているクーゲルニブで文字を書いて思うのは、ウェーバーリーとシェーファーに似た筆記感で少し押し出すような書き方が心地良く、特に筆記体を書くのに良い!それで、もしかしたらそれらに対抗する為に生まれたのではないかと考えた!

先日、らすとるむ氏と繰り広げたウェーバーリー対話で英国のウェーバリーには当時パテントが発生していたらしく、似た様な形状のニブを持つシェーファーもそれをウェーバリーとはうたっていない。その事から考えると随分と人気のあった英国ウェーバーリー、米国シェーファーに対し、既にマイシュターシュティックを世に送り出し、万年筆の王者を目指したモンブランが負けじと何か似た筆記感もしくはそれを上回るニブを作れないかと言う事で生みだしたのでは??

しかし!!
いや違う??何かが違う!!
何かこの仮説は違和感がある!! 

そう!本当のロマンはここからである!!

kugel」はwikiで調べるとイディッシュ語Yiddish)で「」を意味するそうである。
イディッシュ語はドイツの方言の一つで別名「ユダヤ人ドイツ語」と言われ、今日でも世界中で400万人のユダヤ人に使われているそうです(イディッシュはユダヤ語を意味する)。
イディシュ語
これがイディッシュ語の新聞。全く読めない!!
(写真の文字を見るとまるでヘブライ語かアラビア語か?って感じ!)

このイディッシュ語を見てみるとヘブライ文字やスラブ文字(くさび形文字に似ている)が影響していて、この文字の筆致から見ると押し書き傾向が強いのではと!?
ヘブライ語
これがヘブライ語。

また、ヘブライ語やアラビア語と同じくイディッシュ語も右から左に文字を書くので、クーゲルが左利きの押し書き用と言われる説と合点がいく!!また、抑揚が付くこれらの文字は通常の丸研ぎでは旨く書けないのでは!!(右から左にこれらの文字を書こうとすると左利きで書かないと紙が汚れる可能性が高く、少し押し気味で書かないと書きにくい!!また、当時のクーゲルのペン先は丸研ぎではなく、抑揚の付き易い角研ぎである。)

一度左利きの人に右から左に書いてもらいたい!!何か分かるかも!!

以前、自分が北アフリカのモロッコを訪れた際、モロッコの先住民族であり、砂漠の民であるベルベル人の若いバーテンにアラビア語を書いてもらった際、器用に左手で少し押し書き風に文字を綴っていたのを思い出した。(モロッコの都会に住むベルベル人達は何と4カ国語を話す人が多い!英語、フランス語、アラビア語、ベルベル語)

そう、kugelはもしかしたらイディッシュ語を書くユダヤ人の為に作られたのでは!?

モンブランを世界的な成功に導いたクラウス・ヨハネス・フォス氏の名前から察するに氏はユダヤ系ドイツ人ではないかと推測される。と言う事はモンブラン社は間違いなくドイツ系ユダヤ人の会社であるのは容易に推測出来る。元々ユダヤ人が多かったハンブルグでは珍しく無い。そして、そうであればこの「kugel」と言うネーミングは妥当では無いだろうか??

まだ、戦争になる前に世界中に取扱店を増やし確実に成功に向って突っ走るモンブラン!多くのイディッシュ語を使うユダヤ人にとっても前途洋々の時代であったはずである!

そんな時に「kugel」は生まれたのでは無いのだろうか? 

モンブランのホームページを見ても1936〜1945年の間のニュースが全く無い。
イディッシュ語はゲルマン系ドイツ人達からは「乱れたドイツ語」として蔑まれたらしい。その事から考えると第2次世界大戦中恐らくナチス台頭の時代ドイツ国内もとよりデンマークでも「kugel」は作れなかったのでは無いだろうか??例え作っても「kugel」とは呼べなかったのでは??

同じく「kugel」を作っていたペリカンも戦時中はナチスドイツの旗を掲げながらも多くのユダヤ人を救ったらしい。多分、モンブランも実は同じ状況であったのでは無いだろうか?

1930〜1960年代までの僅か30年
で「kugel」が消えてしまったと言われているのは何故か?
第2次世界大戦中ナチスドイツのホロコーストによりドイツ国内及び東欧に大勢いたイディッシュ語を使っていたユダヤ人が激減したのが大きな理由であったのでは無いか??この時に多くのクーゲルの名品も姿を消したのでは??

1952年に149が登場し、再度、世界制覇に向けて加速しだしたモンブラン!しかし、この頃にはクーゲルの存在理由は減る一方であったに違いない。イディッシュ語を使う人は減り多くの人々はラテン語ベースの言葉を使い、筆記方向は左から右が当たり前になってしまったのである。

しかし、いまだ世界に多くのイディッシュ語を使う人がいるのも事実で、もしかしたら未だにその人達は大事に「kugel」を使っているかもしれない。(現在もアメリカでは300万人ものイディッシュ語を話すドイツ系ユダヤ人がいるらしい。)

現在、リシュモンの傘下に入っているモンブラン社。
(言わずもがなリシュモンは世界有数のユダヤ系企業グループ。)

kugel」それは、いにしえのユダヤ人の魂のペン先かも知れない!!
それは正にロマンだ!!あ〜とまんない!!笑

今回の記事は、資料元及び写真はコピペだらけですので論文の体は成しておりません。
よってネイチャー等に掲載される事もありません!あくまで個人的にお楽しみ下さい。笑