数多くの万年筆を所有していても、
今日の気分、今の気分にしっくり来る万年筆を選ぶのは案外難しい。

しっくり来そうな万年筆があってもインクの色が違うと、

「ありゃ、これじゃない!」

ってなる!笑

手持ちの万年筆には超極細(UEF)から極太(3B)スタブ迄色々あるが、不思議なもんで毎日気持ちの良い1本は違う。 いや、毎日どころか使う度に違うが正解かも!!

インクも沼化しているが、万年筆も確実に沼化している。
ほんのちょっとの書き心地の違いが微妙に手から伝わり、
Yes or Noの答えがはっきり弾き出される。

他の筆記具ではあまりこのような感覚は無い。
これだけ毎日使っているにも関わらず、定まる事無いのは不思議だ!

もしや無限に広がるのでは無いだろうかと・・・ヒィ〜〜〜

オイラの万年筆購入の際の基準は今の所、
1番「書き心地」
2番「デザイン&色」
3番「価格」
となっている。
時折、1と2が入れ替わるがこれら3つのバランスが絶妙で初めてロマンを感じる!!

で、その1番の「書き心地」であるが、日本のメーカーの万年筆で特に細字巾を使っていて思うのだが、やはり日本語を縦書きする時に一番良い感じで書ける様に設定してあると感じる。

しかし、オイラの文字はくせ文字で、それも横書きが基本! 
(読むのは縦書きで全然問題無いのに、書くのは横書きが妙に落ち着く。) 

そうなると、俄然海外物の方が書き心地が良い物が多い!ある程度のスピードに乗ってサラサラと書けるときの気持ち良さは尋常じゃ無い!!特に手持ちのビンテージの万年筆が持つ腰のある独特の柔らかさのスタブな中〜太字ペン先(今の所M~BB位)で書いたときは格別だ!!

カッチョええニブだす!

ペン先にピント合わせて・・・おりゃ!!

めっちゃ角研ぎスタブだす!!

だが、これらの万年筆も縦書きに使うと一気に魅力が半減する。この場合は国産の万年筆の方が流れる様に縦に文字が繋がり書きやすい。(ただし、升目に文字を書き込んで行く原稿用紙的なデザインにはこれは当てはまらない時もある。結局、はねはらいを正確に意識して書くには国産の方が優れているかもだ。)     

今時縦書きを使う場面は物凄く少ない。
仕事の書類も、ネットも、全てが横書き。ノートも基本横書きだ。
あるとすれば、手紙やハガキ、芳名帳に記帳にするとき位では無いだろうか?

しかし、国内の新聞、雑誌、小説等の大概はいまだに縦書きが基本だ。

縦書き日本語には情緒や風情を感じやすく、文章の間が美しいと感じる事が多い。
横書き日本語はそれに比べてカジュアルだ!

海外の場合横書き(筆記体)で書かれたローマ字文章は日本語の縦書きと同様にエレガントやシックを感じる。また大文字小文字の存在で抑揚が付き、カリグラフィーな文字表現もあるので文章をより美しく見せる事も可能だ!!

日本語をスタブなペン先の付いた万年筆で横書きで文字を綴っても繋がりが無くエレガントには表現出来ない!しかし、ある意味何処にもジャンルされない独特の文字になる!それを敢えて表現するならPOPが妥当な気がする。これは上記に書いた通りスピードにも乗れ、気持ちを出して書くのに向いてる気がする!!まさに手紙には良い!!笑

国産や海外も現行のMやBだと全体的に丸々とした字になるのでこちらは基本ノートや日記用になる事が多い。抑揚があまり必要ないので!記録用に!こちらはどちらかと言うと丸文字に近いか!?(これは女子の好みでもあるなぁ〜オヤジの丸文字は気持ち悪いかも??キュートなオヤジは別!!笑)     

ちなみにPOP(ポップ)とは
大衆、通俗、(ポンと)弾ける、
(親しみを込めて)
おじさんなどの意。


あ〜やはり間違えてない!!
オイラは大衆でポンと弾けてるオヤジで間違い無い!!笑

ビンテージは必然のロマンだった!! 笑