万年筆な日々

万年筆にハマったファッションデザイナーの記録。

FPLL(FOUNTAIN PEN LOVE LETTER)
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2015年11月

前から予約していた代官山T-SITEのペンクリニックに行ってきた。

ドクターは前にも見て頂いた事のあるダイヤモンドの仲谷氏である。
本数は2本限定で、モンブラン以外の万年筆を見てもらえる。

持っていったのは最近また調子が悪くなった、
S.T.DupontのエリプシスDeltaのヴィアベネット

会場に到着するとまだ前の人が終わっていなかったので店内を色々物色。
最近、便箋封筒の減りが早いので何か無いかと見回ったが目ぼしいものを見つけられなかった。

もう少し、紙物製品が充実すると良いのになぁ〜〜〜

てな事思っていると順番が周ってきて、仲谷氏の前に座り問題の2本を差し出した。

先ずはS.T.Dupontから。
ペン先を見るや否や、「う〜ん、これはね〜〜〜」と何やら困り顔に。

ペン先を引っ張ったり、ペン先を端から押したりと色々調整を施していただき、言われたのが、
「このペン先グラグラなんですよ〜」

「ペン芯が痩せていて動いちゃうから暫くするとまた掠れるかも。」

「デュポンに持って行ってペン芯交換お願いした方が良いかもね。」

前に調整師のらすとるむさんに見てもらった時にも、

「おっと!こいつはいけませんね〜グラグラなんですよ〜ハンゾウさん!」

と同じ事を言われた。笑

セットが悪いのはメーカーの初期不良もしくは個体差もしくは不良品って事だと思っていた。
しかし、今日、仲谷氏から言われたのは意外な言葉だった!

「あのね〜海外のペン芯は日本には厳しいんですよ!」

なぬ??日本には厳しい??

どういう事か尋ねると、

「日本は寒暖&湿度差が激しくて、ペン芯が収縮する可能性があるんです。」

「特に海外物のペン芯は昔は日本の気候変化にわざわざペン芯を合わせて作って無かったので、個体差もあるけどこの様に収縮する事も多いんですよ〜!」


何と!この話は初めて聞いた!!

「最近はメーカーもその問題に対応するためにペン芯の改良をしています。」

「デルタの近年のペン芯は大丈夫です!」


何と!!見せてもらうと確かにペン芯が昔と今では随分違う!!

「ドルチェビータのオーバーサイズも昔はエボ芯でした。最近のは全部樹脂製です。」

「エボナイトはインクをよく供給してくれるのでいいのですが、エボも収縮しないとは言えないですからね〜」

「モンブランの2段ペン芯は良く出来ているんですが、あれはコストがメチャクチャかかるからね〜」


何故にコストかかるかの理由まで色々と丁寧に教えて頂いた!成る程である!!
と言う事で、1本目のデュポンは取り急ぎ応急処置で近々デュポンの店舗に一度相談に行く事とした。

応急処置の終わったその1本目を試筆している間に2本目のデルタの診察が始まっていた!
そして、またも仲谷氏から、

「あ〜これもペン芯痩せちゃってるなぁ〜」

うわ!まさかの2本とも同じ怪我??

「これね〜ペン芯交換だね〜持って帰ろうか?」

即答で、
「お願い致します!!」

「これ買ってだいぶ経つの?」


「いえ、まだ2年です。」


「じゃあ、もしかしたら長い間ショーケースに陳列されてライトが当たっていたのかもね〜」


「えっ!?それが何か?」


「いや、そういう状態と購入後の家では寒暖&湿度差が違うので収縮した可能性もあるんですよ!」


成る程である!
実は丸善の特別セールでGETしたブツだったので保証書も無い所を考えると、展示品であった可能性も大いにあるのだ!!笑

いやぁ〜海外と日本!そりゃ確かに違うわなぁ〜特にイタリアと日本は違いすぎる!!
この話が聞けたのは大きかった。正直、ペン芯なんて今まで気にもしていなかった!!
しかし、日本で海外物を使う時にはこれはよく考えないといけない!!

ドイツとイタリアでは気候があまりに違う!!という事はイタ万のペン芯はよく見て考えなければだ!!
146や149は白星アニキがいるから聞けばわかるが、デルタを始めイタリア物は資料がない!笑

皆さ〜ん!イタ万で急に掠れたり、ペン芯がぐらついたりするのはペン芯小ちゃくなってるかもよ〜〜〜笑

でも、これでロマンがまた復活する!!

行って良かったペンクリニック!!人間同様、万年筆も定期検診は大事です。
ありがとうございます!!仲谷さん!オイラのヴィアベネットよろしくお願いいたします!!

ちなみに、国産万年筆のペン芯は過酷な収縮試験も行われているので大丈夫だそうです。
でもなぁ・・・海外ものとは違うんだなぁ〜〜〜国産優秀なんだけどなぁ〜〜〜笑

くしくもフランス代表のS.T.Dupont!
 昨日パリのテロで亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

昨日の夜は大変盛り上がり楽しかった!

乾杯で振る舞われた20年物のArran1995でスタート!
これが一番美味しかった!当たり前だすな〜〜〜だから乾杯用なのだ!笑
ちなみに12月上旬に入荷するらしい。

今回はArranの蒸留所が出来て20周年と言う事でのアニバーサリーパーティ!
なので、全てArranのウィスキーでオフィシャルとボトラーズの計20種+ハイボール、カクテル、ビールといったラインナップ。

へぇ〜こんなのもあるのか。

輝いとりますなぁ〜〜〜

オォ〜雰囲気でとりますなぁ〜〜〜

お祝いのパーティーだとは知りつつも、会費を払っての飲み会なので飲まねば意味が無い!
で、大人のふりしたFPLL悪友3人組は今回も又片っ端から飲んだ!!飲みまくった!!
気付けば計20種+ハイボール、カクテル、ビール全て完飲!!笑

いや〜こんな飲み比べが出来るのは、なかなか普段ではないのでいいね〜〜〜
それも、そこそこ!?飲める奴とで行かないとこうはいかないなぁ〜笑

感謝感謝!!

内ポケットにはそれぞれそれこそ高級な万年筆を忍ばせ、飲んだウィスキーの評をその万年筆で書き込み「あれが旨い」だ「これが香が良い」だとか「う〜ん!深い!」とか知ったかぶりな言葉を並べて楽しむのは実に楽しい!!そう、まぁまぁ適当だから楽しいのだ!笑

万年筆も酒もそうだが、オイラは恐ろしく真面目に研究しようとなんかこれっぽっちも思っていない!!そう、どこまで行っても

遊び!!笑

仕事じゃなくて良かったとつくづく思う!こんな楽しいことを仕事にするのは無理〜〜〜!笑

中には真剣に色々調べて、データーに基づいたりするのが楽しいと感じる人もいるだろう。昨日のパーティーでも一生懸命語る人も何人か見受けられたが、その顔は楽しさを感じるよりむしろ怖い顔で、それこそお祝いの席でそんな怖い顔しなくとも!って思ったりした。

何でも、加減が必要!!

あまりに夢中になりすぎて、他の人のことが見えなくなったりする事が往々多々だ!オイラはこれが一番苦手かも!!いわゆる一人暴走である!!これは気付けば人の迷惑顧みず的な事になるのが多く、こういう人とはまず色々楽しめない。

万年筆も、酒も、ファッションも、加減が大事!
そして、遊び心も!!


昨日のスリーピースのベストの左右のポッケに忍ばせて行きやした!!笑

どこでも使えるのよね〜こいつ!! お気に入り!!笑

そうそう、たまたま見つけたこのショートムービー!!いいね〜

ジョニーウォーカーブルー!!まだ飲んでないなぁ〜〜〜!笑
ホームズでのワトソン役が好印象のジュード・ロウ!ええ男だすが、オイラ的には007でも最近お馴染みのジャンカルロ・ジャンニーニ!う〜んエロかっちょいい〜〜〜 !!笑

あっ!忘れるところだった!!で結局は、
ロマンだ!!笑 

明日は今年2度目のWiskyの催しに行く予定。
最近の噂によるとブランデーが久々に流行るかもらしい!!

ブランデーはぶどうの蒸留酒でフランスのコニャックやアルマニャックが有名。
フランスではeau-de-vie(オー・ド・ヴィー:命の水)と呼ばれ、語源を遡ればWiskyと同じらしい。 読みかけのヘミングウェイの本の中に知人宅で振る舞われるオー・ド・ヴィーの正体がようやく分かった!成る程である。若かりしヘミングウェイがパリに滞在の時の話で、恐らくそれはきっとコニャックかアルマニャックなのだろう!!

現在の日本人にとってブランデーは馴染みの深い酒では無いかも知れない。
名前は聞いた事あるが深くは知らない人が殆どでは無いだろうか?
昭和生まれであれば、ブランデー=「石原裕次郎」、平成生まれでは「ゆうたろう」か??笑

そんなブランデーがウィスキーブームの後に控えてると聞けば興味も湧くが、やはりフランスを代表する酒であるので何となくエレガントな気分でもなければ、おいそれ容易く口にする気にはならない。笑

まぁ、でもハードリカーが流行る事自体はオイラ的には悪く無いと思っている。安いのから高いの迄様々なランクがあるが、飲み方にも様々な種類があって、飲む場所、サービスの仕方によっても相当味わいが変わる。そうなると、万年筆同様に楽しみ方も人それぞれの好みが違い、多くの趣味趣向が出来上がる。これは、非常に面白い。オイラ的にはかなり楽しい世界だ。そう、安いからと言って馬鹿に出来ない物も山盛りあるのだ!


万年筆と酒は人を深くする!


まだ、未成年の読者もいるだろうからあまりお勧めと書きまくる訳にはいかないが、それでも大人になったら是非味わってみて欲しい!!笑 今時の世の中で微妙な違いの好みを追求出来る機会は昔に比べて随分と減った気がする。何もかもが画一的になっているからだ。昨日のデジタルとアナログの話に通じる。


そんな世の中でこれほど微妙な違いで、これだけ多くの種類が存在するのは酒ぐらいかも知れない!


万年筆のインクもいわゆる水で出来ている。
そのインクも微妙な違いがその都度感じられ、軸内や瓶の中で熟成されると色味も変わるし書き味も変わる、そうすると乾く時間迄もが変わる!しかし、それでも酒に比べればまだまだ序の口である。

そんな酒と万年筆を楽しめる事はとても幸せである。
どちらも語ろうと思えば底なしに語る事も出来るだろう。しかし、オイラ的には一人でまったりと色々な事を思いながら楽しむ時間も好きである。多くを語らず自分の感覚だけで楽しむ時間はまさに至福の一時である。気持ち良い音楽、美味しい酒、手の平に収まりのいい万年筆があれば完成だ!

今宵は手紙でなくて、紙切れにいろいろな思いを書いてみると良い気分!


そう、ロマンだ!!


先日、久々にBARで飲んだ味が忘れられず本日購入。

アメリカも悪く無いなぁ〜
酒も万年筆も!笑

でも、明日は島系だ!!

先日、WEB作成を昔からお願いしているデザイナーと打ち合わせをした。
その際に衝撃的な事を聞いた。

「もうweb見ても何も面白く無いですね〜!」

「えっ!?」

そして続け様に言ったのが、

「ハンゾウさんがハマってる万年筆の方がイイですよ!」

いやいや、デジタルよりアナログの方が面白いのは分かっている。
でも、デジタルを生業にしているプロがこのセリフを言ったのには驚いた!!
確かにデジタルに出来る事には限界がある。

昔、手塚治虫のマンガ「火の鳥:復活編」を読んだ時からデジタルに出来る事の限界を子供ながらに感じていた。それから何十年経った今「ロビタ」の代わりになる様な家庭用ロボットの初期バージョンも出だした昨今だが、その今の展開はある意味あの時夢中に読んだマンガとそんなに変わらない印象だ。

そんな今日もiPadの新製品の発売や、タグホイヤーが腕時計端末の発売や、googleが文字入力不能の検索機能の発表と、次々デジタルライフの情報がネット上で配信されている。

このblogもそう言う意味ではデジタル、ネットの普及があって多くの読者や、FPLLの会員とも繋がる切っ掛けを作ってくれている。

しかし、鶏が先か卵が先かの話ではないがデジタル・ネットの繋がりでアナログなFPLLの繋がりが出来るのはある意味かなり皮肉だ! 

万年筆もアナログだけで今のブームが出来る事は先ずない!

今やどれだけ万年筆をこよなく愛そうとも携帯・スマホを無しで生活する人がどれほど居るだろうか??もし、仮に居てもその人はこのblogを見る事もないのでコメントやメッセージを貰う事もない。

そんな今や希有な存在だ!と思う様な存在も僅か2〜30年前は当たり前で、オイラももちろんそんな1人だった! 

僅か2〜30年で劇的にSFかと見間違うばかりに変化した今の状況は、その昔を知る人にとっては疑問符を思わずに居られない。

でも、いつの時代もそれの繰り返しな気もする。

人間は成長しているか?否か?

誰も答えられないのは承知でこんな事を最近思う事が多い。
せめて、これだけは忘れたく無いなぁ〜

人生はロマンだ!


久々にリバイバル見るのも悪く無いかも!!
オイラも歳を取ったのかもなぁ〜〜〜笑 

増えた!
何が増えたら嬉しいか?
万年筆?インク?レターセット?

FPLLメンバーならきっと・・・!笑

昨日、いつも通る道に無かったあいつが突如出現!オサレなグリーン系に釘付け!
はい、もちろん投函しました!

ロマンだす!笑

徒歩10分圏内にこれで6ヶ所!
ポスト天国です!スゲ〜笑

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