万年筆な日々

万年筆にハマったファッションデザイナーの記録。

FPLL(FOUNTAIN PEN LOVE LETTER)
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2014年08月

万年筆に嵌って1年半が過ぎた。

何だか1年半とは思えない勢いで万年筆も増えたし、インクも増えたし、関連諸々の書籍やノート、手帳も増えた。趣味も物欲も無い1年半前にはもう戻れない!笑

昨年の今頃は、まだWAGNERにも参加してない!笑

家でこっそり趣味文を読みながら、少しづつバックナンバーを揃えて一人悦に!
(この時点で所有する万年筆は30本を越えていて、既にド嵌りだったのは間違いない!笑) 

昨日は色々な思いを小難しくえらそうにブチまけたが、なんだかんだ言って単純に自分が楽しいからのウェイトが大きいのが本音!笑 

万年筆の楽しみ方は人それぞれ!
そんな万年筆の色んな楽しみ方があるのをリアルに感じたのはWAGNERに行ってから!!

まさに驚愕!!笑

そして、
そんな楽しい事を自分独り占めするのは余りに勿体ないと思って始めたのがこのブログ。

始めた当初は続けられるかどうか等全く考えず、日々ただ万年筆を楽しんでいる事が伝われば自分みたいな初心者も色々深みに嵌る切っ掛け(笑)になって、もっと色々楽しめる事が広がるかもと!

あれから、半年以上が経って今やブログを書く事自体も楽しみとなり、
これが切っ掛けで色々新しい試みも次々増え(中でも萬談の名を借りた痛飲会が!笑)、
なにかとお騒がせしている次第である!笑

これも多くの読者が居てこそ続けられている気もしますし、
また多くの方からコメントもらう度に有り難いなぁ〜と感じています。
(もちろん、自分の飽くなき欲求があってこそかも知れませんが!!笑)

今宵は外から虫の声も聞こえ、秋を感じさせる微風が心地よい!

気持ちも季節の変わりと併せて初心を忘れぬよう楽しもうと思います!
さぁ、秋はまた色々ありますよ〜〜〜!!楽しみだな〜〜〜!!
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そろそろ、ロマンな秋のインクも少しづつ準備しよう!!笑

 

今日は朝から来客。

まだ、生まれて1歳に満たないお子様連れでの来店。
聞く所によると、最近の赤ちゃんは成長が早いらしい!

ご多分に漏れず、今日の赤ちゃんもつかまり立ちをする直前で歯も生えていて、しきりに喋ろうとしている!(自分の子供の頃の写真を見ても到底その頃そんな感じでは無い様な気がする。笑)

小さい頃から保育所に預けられたりすると、他人とのコミュニュケーションが早くから始まり、お母さん曰くもう既に友達がいるとの事!スゲ〜〜〜!まだ1歳になってないのに!!

この子達が成人する頃には世の中随分変わっているだろう! 

次の東京オリンピックが昔話になっていて、周囲はヤンジーだらけ!
渋谷も六本木も青山も原宿もジジババだらけになっている!
SMAPが60代、EXILEが50代、AKBやモモクロ、きゃりーぱみゅぱみゅが40前後!
もう、想像するのも恐ろしい!!笑

そんな、時代に万年筆を使う若者がいるのだろうか??
果たして、書く事は存続しているのだろうか??

今以上に「筆記」する事は少なくなっているのは間違いないだろう!

更なる合理化と利便性が進む事で、互いに思っている事を記録するのにキーボード等の打ち込みさえも要らなくなり、頭に思い浮かべるだけでモニターらしき物に表す事が出来、修正も訂正もコピーペースト、そして転送も自由自在に!外出時の荷物はますます少なくなり、筆記具を持ち歩く事は今以上に希有な事になりそうな気がする。

そんな中で、万年筆は完全に趣味の物となり実用の世界とは切り離される。
いわゆる懐古主義的な物となり、愛好者含めの使用絶対数は今以上に減る可能性が高い。

自分もこうやってネットの世界を活用しながらの2本立てで万年筆の世界を楽しんでいるが、手帳やノート等の紙物記録媒体の使用が減れば、確実に筆記具自体の使用数、販売数も減る。となると、万年筆は「筆記」という行為から離れ完全に「物=オブジェ」化する。

昔のキセルやパイプのコレクションやナイフやライター等のコレクションと同じになる。
そう思うと本来の機能を使う事が無くなるのは何とも寂しい。

改め、筆記する事の大事さを伝えたい。

今でも自分は仕事に使う筆記具が多数要る。
鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、万年筆、マーカー等の画材。

最近は打ち合わせや会議にもiPad等で打ち合わせする事でペーパーレス化が進んでるらしい!
実際、自分と同じ仕事でもiPadで打ち合わせ&情報管理が多くなって来ているらしく、時折IT関連のお客様からは「顧客の情報管理含めシステムソリューションが必要でしたらいつでも言って下さいね!」と言われたりもする。

しかし、今時のデジタル管理に比べると正確無比ではないかも知れない、利便性も悪いかも知れない、時間も掛かるかも知れない。それでもデジタル化しないのには、それ以上に良い事もあるからだ!!

一人一人のお客様と向き合って仕事をするのに合理性や利便性だけでは解決出来ない事がある。それは洋服の注文だからとか言う事ではなく、人と仕事をするのに無くしてはいけない感覚が必要だからだ!その一つは「思いやり」だと思っている。

ヘタクソでも、時間が掛かっても、自分の手で文字を「筆記」する事はその行為を通じて脳に刺激が伝わる。それは同時に「筆記」しながら色々「思う」ことにも繋がる。

機械では記録として残るだけでその状況、思いは感覚としては残りにくい。どんな言葉をキーボードで打ち込んでも感覚は同じだからだ。しかし、「筆記」はその時の状況、思いで表現される文字が変化し、その時その時の感覚がペン先から指先を通して心と頭に強く刻み込まれる。

紙面と心と頭に!そう、それは言うならば生(なま)の感覚だ!
人間は生き物だ!生きている!それは生(なま)なのだ!

このブログでは何度か同じ様な事を記しているが、「筆記」と言う行為は生の感覚で、人間のみに与えられた素晴らしき行為である。生きている相手を思いそして「筆記」する。いつまでも無くなってはいけない気がする!

万年筆は人間の生み出した筆記具でもっとも親しまれ、そして進化を遂げたと思っている。
その進化は書きやすさだけでなく、生の感覚を「筆記」する道具として進化したのだ!

それだけ人間にとって「筆記」と言う行為は重要で必要だったから!!

今日のカワイイ赤ちゃんが大人になっても「筆記」する事の大事さを少しでも伝えて行く為に、偉大なる万年筆の素晴らしさを伝えていかなければと改め強く思った!

ロマンは永遠に!!笑
万年筆は万年に!!笑




 

今日ようやく注文していたシステム手帳のリフィールが届いた。

早速、中に納めるとなかなか良い塩梅。

革はキップで非常に柔らかく、色はダークグリーン!
(もう既に長年使い込んでるような感じにも見える!) 
皆が普通に使っているのと比べると随分と小さい。胸ポケットにもスッと入るA5サイズ !

大事な事を手の平サイズの手帳に密やかに書き込むのにはロマンを感じる!

さて、このシステム手帳と共に持ち歩く万年筆を何にするかが問題だ!笑
もしも、パイロットのキャップレスにベストポケットサイズがあれば即決まりだが・・・
恐らく登場する事は無いだろう!!笑

そうなると、今の所手持ちのミニサイズの万年筆から選ぶ事に!  

ビンテージの万年筆は持ち歩きに際し、インク漏れのリスクがあるので迷う事無くパス!
となると残された選択肢は限られている!!
ファイナルチョイスはこの3つから!!

PELIKAN・M300
MONTBLANC・BOHEM?
Duller?
悩むな〜ロマンだ〜〜〜!!アハ
多分、Dullerかな〜計量でモダン!手帳のクラッシックな感じと相反する感じがロマンかも!

知人がプレゼントでくれた手帳に付いてたカートリッジ式のミニ万年筆。

ペン先はシュミット!スチールペン先!ハート穴も無い!笑

このペン塩梅良くリングやクリップ首軸に緑のアクセントカラーが効いていてピッタリ!
確か、ブラウンの製品なんかも手がけているプロダクトデザイナーの作品!

キャップの閉り具合はあのパーカー75を思わせる程良い音が!カチッ!
そして、尻軸に嵌める時はまるで正反対で音も無くスッ〜〜〜と入って行く!
空気の入る余地全く無しな感じは驚きの精密さ!

ようやく出番かも!笑

昨日に引き続き銀座で入手したブツのご紹介!

本当は昨日の1本で十分だった!十分ロマンで一杯だった!
しかし、気合い入れて一番乗りだっただけに、どうしてもそのまま退散が心惜しかった!笑

それで、再度新入荷のトレーを物色。
すると、そこにどうしても気になる1本が・・・

正直予算ギリギリ!これをいっちゃうと今月の万年筆予算は終了!
(今月は臨時の追加予算があったので助かっている!笑)

来月には色々新製品で気になる物も出て来る情報があるだけに、今月の予算を全て使い切ってしまうかどうかでかなり悩んだ!!笑

しかし、ビンテージは一期一会!特に古い物は出たとこ勝負な所がかなりある!
散々恐ろしい話も聞いている、何かの拍子にボキッと逝ったり、換えのパーツが無くてミイラ化したりと古いブツはそれなりに緊張感もある!!でも、今のブツに無い魅力があるのも間違い無い!!

ええ〜い!
ロマンを散々唱っておきながら今更ビビってんのか!!

神の一声が聞こえた気がした!笑

「これもお願いしやす!」

一度清算が終わった後に言うこの優柔不断なセリフ!まだまだ修行が足りない証!笑
館の主も、少し驚いた表情! でも、後悔は無い!これも全てロマンのため!!笑

では、ご紹介!
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The BUTSUDAN!
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シンプルなゴールドのクリップ!リング無し!
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吸入方式はボタンフィラー!(チューブ&内部レバーは交換済みで安心!)
ペン先は、
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これは・・・
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△マークにbの刻印!14金ペン先!
ペン芯は、
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フラットフィード溝無し!昔のアイツだ!!(もうお分かりか!?)
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キレイな角研ぎ!
アップだ!
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いいね〜〜〜!スタブな字巾B!!
(ダメだって言われても〜〜〜!書いてみたら極上です!!笑)
しかし、何故にコヤツをいったかと言うと、

無いんダス・・・アレが!!
そうあるべき物がない!それは・・・
名称未設定-6
白星!!笑
よ〜〜〜く見ても・・・
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全く無い!!何にも無い!
理由は軸にありました。
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何やら刻印が・・・
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STOFFHAAS 
ストファースと読むそうです。
(正確にはOの左右上に点)
当時ハンブルグを中心にライプツィヒ、ベルリン、ブリュエッセル、ケルンに店舗を有するモンブラン製品のみを扱うステーショナリー店の物です!調べると色々な情報があり、なかなか興味深い!!

このモデルの元はThe IIIと呼ばれるシリーズで1932〜1934年に展開された物らしいのだが、資料本にはこれの元のモデルが掲載されている。(写真の真ん中の赤軸の次のヤツ。)
詳細説明によると、これにはホワイトスターが天冠に彫られているとの事!ましてや写真にある通りクリップにもモンブランのロゴがしっかり刻まれている!

いくら、モンブランと独占販売契約を結んだ専門店だからと言って、自分の所の店名だけにしてマークもロゴも外すとなんて事がまかり通ったのだろうか?既にその頃には歴としたブランドとして確立していたであろうモンブランがそこ迄するのは何故なんだろうか??

新しく入手した資料本の説明によると、この
The IIIと呼ばれるモデルは当時のモンブランのエントリーモデルとして登場。このThe IIIシリーズを使用して一年以内にこれより上のクラスのマイシュターシュティック等を購入する際は何と!全額返金するというとんでもないキャンペーンを貼ったそうだ!!

すなわち、まだ高嶺の花であるモンブランのカスタマーを大幅に増やす為に考えられた作戦で、リングを無くしたりして廉価版として世に送り出し、書き味に嵌ればまんまと
マイシュターシュティックの顧客に!その為の生け贄としてThe III送り出したのである!!ヒィ〜〜〜

この流れから考えると、モンブランだけしか扱わないストファースにしてみればもっとコストダウンして、購入客層の幅をより広げようとしてホワイトスターも外し、クリップのロゴも無くしたのでは??しかし、ペン先のクオリティだけは下げない!と言う事は、書き味が抜群に良いのも理解出来る!!

この話は先日、ぱいたんさんのブログ「道化は踊る」で紹介していたパイロットのカクノの販売効果に少し通じる様な気がする。こちら→http://moon.ap.teacup.com/a_fool_dances/3723.html

モンブランのビンテージマイシュターシュティックは今や高嶺の花!!状態の良い物はそう簡単には手が出せない!笑
ましてや、時の経過を考えると使う事で壊れてしまうリスクもそれなりにあるので多くの所有者が実用ではなくコレクションとして持っているような気がする。

そう考えると、
今回のブツは実用主義のオイラにしてみると十分ロマン 楽しめそうだ!!
と言う事で、
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頂きました!無星です!!アハ!
(マチャアキ風に!)

 

もう!どうなってんの!
暑過ぎだって!!
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プンプン!!(今期2回目の登場!!笑)

しかし、そんな猛暑の中!
今日は楽しみにしていた銀座の館のアメリカ仕入商品の立ち上がり日! 
朝早くに色々仕事を片付け、いそいそと開店に合わせて出発!
 
何が並んでるかは分からないが、仕入がアメリカって事になればPARKER,SHAFFER等元アメリカ製、現アメリカ製の万年筆達が中心となる。モンブランやペリカン等のヨーロッパ系ビンテージは今回は少ないと予想。

張り切ったお陰で、
ホーガン
イチバ〜ン!
(こちらも2回目!!笑)
店主より先に到着!笑
猛暑のお陰で諸先輩方はゆっくり出動だったのも手伝ったのは言うまでもない!!笑

先日、新宿で白星アニキが入手したSHAFFER!
(こちら→http://blog.livedoor.jp/whitestar_ftl/archives/39628061.html
手にした時の重み、太めの軸、そして18金の柔らかなニブとかなりな1本であった。最初から狙っていたブツがあったのでオイラは諦めたのだが、やはりカッチョ良かった〜〜〜!
男の万年筆って佇まいが最高である!当方的に言う正にロマンな1本!!

そこで、今日は最初から頭にあったのはSHAFFER
しかし、ビンテージのSHAFFERにはアニキのブツの様なド迫力ボディはない!また、インレイドニブ(アニキの言う鯱ニブ)を備えたぶっといPFMシリーズは1950年代後半になってからの登場である。

その予想通り、館のトレイには樹脂軸の各種ライフタイムや、小さいタッカウェイのSHAFFERが色々並んでいた。ライフタイムニブやトライアンフニブが付いた1930〜50年代のペン達である。 
先着10名のみのサービスのお茶で喉を潤し、気になるブツの試筆タイムに入った!!笑

色々あったのだが、目を付けていたSHAFFERを端から1本づつ丹念にチェック!
すると、何だか怪しいライフタイムが1本!!
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軸色は黒とシルバーのシックな縞!いい味出てます!!
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クリップ&リングも軸に合わせてのシルバー色!
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刻印もしっかりとU.S.A! 
1000の文字は品番??それとも??
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「君の瞳に一目惚れ」も健在!笑
吸入方式は、
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びゅ〜〜〜んとブランジャー!
アニキのタッチダウンと同じく尻軸伸びま〜す!!
そして、軸を少し回してみると・・・
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オワッ!
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ブランジャー丸見え〜〜〜!!
軸の両サイド透けてる〜〜〜!!こんなの見た事無い〜〜〜!!デモ用??
(館の主も「初めて見た!」と!今シーズンこのコメント2度目!アハ!
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でも、それを抜きにしても美しい!!IMG_5396
バイカラーのライフタイム二ブ!!イイ!!
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ペン先はインレイ二ブ同様に軽く上に反り上がってる!!
このペン先はSHEFFERにありがちなガチニブではなく、なんとも書き心地が気持ち良い!
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いや〜美しい!!ホレボレするじょ〜〜〜!!笑
はぁ〜〜〜たまらんな〜〜〜!!
2〜3日このままで十分楽しめそう!!笑
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最後も2回目!!笑
ロマン一本目!!って事は・・・笑
 

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