万年筆な日々

万年筆にハマったファッションデザイナーの記録。

FPLL(FOUNTAIN PEN LOVE LETTER)
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2014年05月

さぁ、今日もカキコキ〜!
今日のお題は「黒」
黒で頭に思い浮かんだのは、
このお方!
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アチャ〜ちょっと汚しちゃった!!お許しを〜!笑
こいつは1969〜1970年に放映されたあのタツノコプロの不朽の名作
「ハクション大魔王」
に登場する、
「それからおじさん」
である。あの有名なセリフ「それからどうした?」の声を努めたのは何を隠そうあのキンキンこと愛川欽也である!!あまり登場する訳ではないのに妙に記憶に深く刻まれた最初の黒いキャラクター!!

キャラクターの元祖ではないだろうか!!さすがの「くまモン」もひれ伏すのでは!! 
(ちなみに赤い部分はパイロットの赤インクです!!)

ここは敬意を評して、やはり王者の威厳に満ちたMONTBLANC 149で描くのが妥当かと!!笑 

しかし、これも時代の流れ今やこのキャラを知る人は限られている。
昨年、関ジャニ∞の 村上信五くんがこのハクション大魔王を実写で演じたが・・・
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努力は認めるがオリジナルの面白さには敵うはずも無く、もちろん「それからおじさん」が登場する事も無かった。まさに、
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「オロロ〜ン」

な感じである。

そこで、それからおじさんの「それからどうした」に答えるべく、
ハンゾウのロマンをプラスして・・・
カキコキ
出来た!
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 「それからハンゾウ」
正に呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンである!!

タツノコの皆様、キンキン様、万年筆愛好の皆皆様
どうぞ今日もおバカな私めの愚行をお許し下さいませ〜!!

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しかし、どっちの黒もいいな〜!!また、パイロットの赤も秀逸である!!

今日もロマンが最高〜!!
 

先日のワーグナーの表定例会で白星のアニキから譲ってもらったインクの中に前々から一度使って見たかったローラー&クライナーの限定インク青騎士があった。
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国内限定500本でお値段50mlで4320円の高級インク!!ヒィ〜!!
このインクの説明にはこうあります。
1911年12月ヴァシリー・カンディンスキーとフランツ・マルクを中心とする芸術家がドイツのミュンヘンに集いました。
翌年、総合芸術年刊誌『Der Blaue Reiter』(ブラウエライター、日本で青騎士と呼称)を発行し、その事から彼らの芸術活動の呼称として『青騎士』と呼ばれています。
『青騎士』の芸術活動は表現主義絵画のみならず東洋の絵画から民芸、音楽の領域まで多岐に亘りました。

彼らの活動は第一次世界大戦の為とても短命に終わりましたが、その後の表現主義や現代芸術に多大な影響を及ぼし今日でも高く評価されています。


ローラー&クライナー開発製造担当責任者ヨハネス氏はミュンヘンへと赴き『青騎士』に関する資料を収集、分析勘案しヴァシリー・カンディンスキーとフランツ・マルクが愛した青に挑みました。

こだわりぬいたドイツの職人技を是非ご堪能ください。

ちなみにカンディンスキーはこんな絵を
KandinskyWassily
一方マルクはこんな感じ
Marc2

オォ〜何やら高尚なインクです!!
以前WAGNERの定例会で調整して頂いたシロウさんが持っていたペンにこのインクが入っていて、尋ねると、
「ふっ、ふっ、ふっ、これが青騎士ですよ!」
と、まるでショッカーの首領のような静かで少しドスを効かせた口調で説明され、
『へぇ〜キレイな色だな〜』と思ったのが興味を持った切っ掛け。

そのインクをトレーディングに白星アニキが出すと知って迷わずGET!!

青騎士の説明は上の通りだが、自分的にはカンディンスキーもマルクもイメージ出来ず頭に思い浮かんだのはもちろんあの人!!
なので、昨日に引き続き頑張ってそのイメージを自分らしく書いてみた!
サファイアは青!そう!その騎士はまさに青騎士!!
それにハンゾウのロマンをプラスして・・・
カキコキ
出来た!
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IMG_4018
リボンのハンゾウ!!
青騎士なかなか良いな〜!この時期に気分ピッタシだすな〜!
ペンはステイピュラ キングダムノート別注 限定パッサポルトAQUA 【F】
う〜ん!なかなか合うじゃん!ウヒ

リボンの騎士ファン、手塚治虫ファン、青騎士ファン、
シロウさん、白星のアニキ、万年筆愛好家の皆皆様
どうぞ今日もおバカな私めの愚行をお許し下さいませ〜!!

今日もロマンが最高〜!!


 

正式学術名「Dorcus hopei binodulosus」
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写真wikiより
大鍬形(オオクワガタ)の事である。

先日、白星さんがアップしたインクレビューを見た。
実は今日迄どのペンに吸入するかを決めかねていて、レビューが遅れた。
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昆虫インクシリーズ「オオクワガタ」 セーラージェントルインク キングダムノート別注

付けペンで試し書きした時は確かにグリーン味を感じる黒であったので、白星さんのレビューに茶系を感じるとあって驚いた。「茶系??」

そこで、昨日のご乱心を戒めるべく、まじめに真剣にひたすら考え(笑)
別名「黒いダイヤ 」と称されるオオクワガタインクを吸入するペンを決めた!

それはこのブログに2度目の登場となる、
PARKER DUOFOLD CENTENNIAL 初期型 
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堂々としたフォルムは「黒いダイヤ」を吸入するにふさわしい1本と判断! 
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それ迄はクインクのBKを吸入で気に入っていたので、少々悩んだ!! 
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オオクワガタのあの四角張った形状と、Bニブをスタブ調に調整してもらったペンポイント形状が見事にリエゾン!! 

さっそく書いてみた!!
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おぉ〜白星のアニキが言う様にセピアを感じる!!
何故だ〜あの時感じたグリーン味はいずこへ〜 〜〜!!

仕事柄、色を見極める目はそれなりにあるはず!!おかしい!!
こうなれば、いつもの奴を描くしかない!!
そう、ロマンの名刺!!
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久し振りのレアカード!「ハンゾウオオクワガタバージョン」

やはり、グリーンは奥深くに潜んでいた!!(残念ながら写真では分かりにくい。)
このインクなかなか侮れない奴である!!
紙や字幅、そして時間が経つと随分と色が違って見える!!(セピアから黒が出て来る〜!)

さすが黒いダイヤ!!
おまえもロマンか!?

今日の最後はアブサンでシメ!
ツレは超ご機嫌で帰還!
しっかり万年筆の魅力も伝えた!(^o^)

今日のコース
アイリッシュバブ→小籠包BAR→音響抜群のモヒートが絶品のBAR→マルゲリータが旨いピッツェリア→アニメ特撮絶叫カラオケ→アブサンのラインナップが都内一のBAR

てな感じでツレがギブアップ!
因みに最後のアブサンは度数80度オーバーのドイツ産!うまかった〜!あ〜楽しかった!

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面白い!

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