最近、黒インクがお気に入り。
一見同じようで微妙に違う。
黒は深い!!
印刷やPC等では黒の色特徴等は非常に分かりにくいので実際書いて見るしかない。
現在手持ちの染料系黒インク(ボトル)は下記の5本である。
PILOT/BLACK
SAILOR JENTLE INK/BLACK
AURORA/BLACK(最近お気に入りNo.1ブラック!!)
MONT BLANC/MYSTERY BLACK
PARKER QUINK/BLACK
最近、ビンテージペンも増えてきて分解しなければ確実な洗浄が困難なペンも多い。
特にレバーフィラーやバキュマティックモデルはインク窓も無いので目視は不可能。
(まぁ、見えても大した差はないかもだが・・・笑)
そこで、手持ちの黒インクの実験を行なってみた!!
同じ条件で書く為に付けペンで筆記。紙はクロッキー用の薄手のフールス紙の白を使用。
個人的感覚ではあるが、書いた直後に黒味を強く感じたのは、順に行くと
AURORA、PARKER、MONTBLANC、PILOT、SAILORである。
この5つの中ではAURORAがいわゆる真黒に一番近いかも。(青味も赤味も感じない。)
PILOT、MONTBLANCは赤味を感じ、PARKER、SAILORは青味が感じられる。
ツヤ感とヌラ感はAURORA、MONTBLANC、PARKERの海外組が国産2社よりも有る様に感じた。
書いた直後ににじみが出たのはPILOT、MONTBLANC、AURORA。特にPILOTはにじみが多かった。MONTBLANCは僅かにって感じ。PARKER、SAILORは全くにじみ無し!
(これも紙により違うとは思うがあくまで今回の紙ではと言う事で!!)
紙の裏を見てみると・・・
にじみの出た2つは裏抜けしてた。裏抜けはMONTBLANCの方が多く抜けてる。
他の3つは全く裏抜け無し!!
次に完全にインクが乾いたのを確認して、蛇口から水を約1分間流し掛けてインクの定着及び色の変化を見てみた。
どのインクも盛大にインクが流れ落ちた。(さすが染料系!)
一番びっくりしたのはPARKER!黒の色が流れた下からキレイなブルーの文字がくっきりと!
分かり易く拡大。
MONTBLANCはこの時点で既に文字の判別が難しくなっている。
SAILORとAURORAも判別出来る。(色味が少し変化。)
PILOTはにじみが更に広がった感じ。
更に乾いた後に、もう1度蛇口から1分程水をかけてみた。
MONTBLANCはこの時点で判別不可の領域に。
他の4つは判別は可能だがPILOTは更ににじみが広がった。
PARKERはもう完全にブルーである。
そして、実験から1日経った状況はこの様に。
SAILORは少し青味がかった黒に。AURORAは緑ががった黒に変色。
MONTBLANCは完全に筆跡が無くなった。
(しかし、完全に何もかも消える様子は無いのであくまで気休めにしかならないかも!)
今回の実験で自分的には洗い易さで言うとMONTBLANCのMYSTERY BLACKが一番ではないかと思う。なので当面、分解洗浄を度々する事が好ましくなさそうなセルロイド軸等の古いペンに入れる黒インクはMONTBLANC MYSTERY BLACKにしようかな〜!(しかし、完全に何もかも消える様子は無いのであくまで気休めにしかならないかも。また、紙によっては裏抜けの可能性もあるので注意が必要。)
PELIKANのROYAL BLUE等のブルー系インクの方がキレイに流れ落ち易いとは思うが、ここはあくまで黒に拘ってと言う事で。
他にも多くのメーカーの黒インクが有るので、また新たに入手した際には実験を試みようかと思う。
基本的にはペンと同じメーカーのインクを使うのがセオリーだとは知りつつも、もう何十年も前のインクはもちろん無いし、あっても使う事は憚られるので、現状のインクで手軽に好きな色で楽しむ為と言う事でご理解願いたい。もちろん、どのようなインクであろうとも定期的な洗浄は必要不可欠です!
今回改め黒の魅力に深く引き込まれた感がある!どれもそれぞれ味わいあって面白い!!
(雨に流れてブルーに変わるパーカー!ロマンチックなインクである!笑)
ボトルをこうやって並べてみても黒って何だかカッコいい!!
The Blacks
一見同じようで微妙に違う。
黒は深い!!
印刷やPC等では黒の色特徴等は非常に分かりにくいので実際書いて見るしかない。
現在手持ちの染料系黒インク(ボトル)は下記の5本である。
PILOT/BLACK
SAILOR JENTLE INK/BLACK
AURORA/BLACK(最近お気に入りNo.1ブラック!!)
MONT BLANC/MYSTERY BLACK
PARKER QUINK/BLACK
最近、ビンテージペンも増えてきて分解しなければ確実な洗浄が困難なペンも多い。
特にレバーフィラーやバキュマティックモデルはインク窓も無いので目視は不可能。
(まぁ、見えても大した差はないかもだが・・・笑)
そこで、手持ちの黒インクの実験を行なってみた!!
同じ条件で書く為に付けペンで筆記。紙はクロッキー用の薄手のフールス紙の白を使用。
個人的感覚ではあるが、書いた直後に黒味を強く感じたのは、順に行くと
AURORA、PARKER、MONTBLANC、PILOT、SAILORである。
この5つの中ではAURORAがいわゆる真黒に一番近いかも。(青味も赤味も感じない。)
PILOT、MONTBLANCは赤味を感じ、PARKER、SAILORは青味が感じられる。
ツヤ感とヌラ感はAURORA、MONTBLANC、PARKERの海外組が国産2社よりも有る様に感じた。
書いた直後ににじみが出たのはPILOT、MONTBLANC、AURORA。特にPILOTはにじみが多かった。MONTBLANCは僅かにって感じ。PARKER、SAILORは全くにじみ無し!
(これも紙により違うとは思うがあくまで今回の紙ではと言う事で!!)
紙の裏を見てみると・・・
にじみの出た2つは裏抜けしてた。裏抜けはMONTBLANCの方が多く抜けてる。
他の3つは全く裏抜け無し!!
次に完全にインクが乾いたのを確認して、蛇口から水を約1分間流し掛けてインクの定着及び色の変化を見てみた。
どのインクも盛大にインクが流れ落ちた。(さすが染料系!)
一番びっくりしたのはPARKER!黒の色が流れた下からキレイなブルーの文字がくっきりと!
分かり易く拡大。
MONTBLANCはこの時点で既に文字の判別が難しくなっている。
SAILORとAURORAも判別出来る。(色味が少し変化。)
PILOTはにじみが更に広がった感じ。
更に乾いた後に、もう1度蛇口から1分程水をかけてみた。
MONTBLANCはこの時点で判別不可の領域に。
他の4つは判別は可能だがPILOTは更ににじみが広がった。
PARKERはもう完全にブルーである。
そして、実験から1日経った状況はこの様に。
SAILORは少し青味がかった黒に。AURORAは緑ががった黒に変色。
MONTBLANCは完全に筆跡が無くなった。
(しかし、完全に何もかも消える様子は無いのであくまで気休めにしかならないかも!)
今回の実験で自分的には洗い易さで言うとMONTBLANCのMYSTERY BLACKが一番ではないかと思う。なので当面、分解洗浄を度々する事が好ましくなさそうなセルロイド軸等の古いペンに入れる黒インクはMONTBLANC MYSTERY BLACKにしようかな〜!(しかし、完全に何もかも消える様子は無いのであくまで気休めにしかならないかも。また、紙によっては裏抜けの可能性もあるので注意が必要。)
PELIKANのROYAL BLUE等のブルー系インクの方がキレイに流れ落ち易いとは思うが、ここはあくまで黒に拘ってと言う事で。
他にも多くのメーカーの黒インクが有るので、また新たに入手した際には実験を試みようかと思う。
基本的にはペンと同じメーカーのインクを使うのがセオリーだとは知りつつも、もう何十年も前のインクはもちろん無いし、あっても使う事は憚られるので、現状のインクで手軽に好きな色で楽しむ為と言う事でご理解願いたい。もちろん、どのようなインクであろうとも定期的な洗浄は必要不可欠です!
今回改め黒の魅力に深く引き込まれた感がある!どれもそれぞれ味わいあって面白い!!
(雨に流れてブルーに変わるパーカー!ロマンチックなインクである!笑)
ボトルをこうやって並べてみても黒って何だかカッコいい!!
The Blacks